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谷教授のおかげで得たHITO病院での貴重な経験

2025.07.02
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谷教授退官号の時のニュースレターです。

近藤啓介と申します。現在は愛媛県四国中央市のHITO病院に勤務しております。
HITO病院に勤務するきっかけになったエピソードを紹介したいと思います。

私は医師3年日に徳島大学病院で総合診療医として働き始めました。
谷教援や川口先生、大倉先生にご指導いただいたことが、今も私の土台になっています。
大学では週1回の外勤が許可されていました。
私は可能であれば週に1回、地元・四国中央市の病院で働きたいと谷教授にお願いしました。
谷教授は、「わかった。四国中央病院と話をしてくる。また相談しよう。」と仰ってくださいました。
そして四国中央病院に訪問してくださいました。

訪問日、私は普段と変わらず勤務をしておりました。
夕方に谷教授からメールが来ました。
「四国中央病院の帰りに、インターから近かったのでHITO病院にも急遽訪問しました。結論から言うと近藤先生の4月からの外勤先はHITO病院にします。」というメールでした。
四国中央病院もとても良い病院ですが、急遽訪問したHITO病院の印象が思ったよりも良かったようです。
とても驚きましたが、今思うと谷教授がその日、HITO病院に訪問してくださったことに感謝しています。
HITO病院には総合診療科の医師がおり、症例数も多く、大変勉強になっています。
ここで学んだことを、いつか教室に還元できればと思います。

今、私には3つ目標があります。
・徳島大学総合診療部にさらに活気を与える。
・地元(四国中央市)の医療に貢献する。
・総合診療の魅力を多くの人に伝える。
これら3つです。
学生の時からお世話になった谷教授が退官されるのは寂しい気持ちがありますが、引き続き頑張りたいと思います。